純一郎＾＾♪のお散歩スケッチ

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清澄庭園の近くには、芭蕉記念館があります。
松尾芭蕉は俳聖とまで呼ばれる希代の俳人として有名ですが、多くの名句を残すと共に沢山の門人も育て、自然を愛し「人生は旅である」として風雅の誠を極めるため、しきりに旅を繰りしたということでも有名です。



清澄公園は、明治時代に岩崎家が造園した清澄庭園の西部分を戦後整備して造られた公園です。庭園であった頃には、台東区池之端にある旧岩崎邸庭園と同様、イギリスのジョサイア・コンドル設計による立派な西洋館があったそうですが、関東大震災により日本館とともに焼失してしまったそうです。今は中央の芝生広場を囲んで沢山の樹木が植えられた落ち着いた雰囲気の公園となっています。

この公園の近くには『南総里見八犬伝』の作者としても有名な滝沢馬琴生誕の地（清澄通りに面した松平家の跡地）もあります。

清澄庭園は、元は豪商の紀ノ国屋文左衛門の別邸だったと言わ、その後大名屋敷となり、明治の初めに三菱の創業者岩崎弥太郎が貴賓の招待を行う場所として造園したもので、その庭園形式は回遊式林泉庭園と言われるものです。関東大震災や戦火の影響を受けた爪跡を各所に残しながらも、今は往時を偲ぶ姿に見事に修復され、東京都の名勝にも指定されているそうです。


























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